個人旅行記〜テカポ・マウントクックその1

地域情報
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10月の末に週末を利用してテカポとマウントクックに行ってきました。

レイク・テカポ(テカポ湖)は、世界一美しい星空が見えるところとして有名な土地。

テカポを訪れるのは今回で確か5回目くらい?何度も訪れていますが飽きることのない美しい景色を楽しむことができます。

マウントクックはテカポからさらに車で1時間強走ったところにある山です。マウントクックビレッジを訪れるのは今回が2度目。前回とは違うアクティビティに挑戦できたので良かったです。

クライストチャーチからの行き方

レイク・テカポ、マウントクック周辺には飛行場はありません。また電車も走っていません。そのためこのあたりに訪れるにはバスかレンタカー、いずれにしても車で向かうことになります。

クライストチャーチからレイク・テカポまでは228キロ、約3時間の道のりです。

私はマイカーがあるので今回は車でゆったりドライブしながら向かうことにしました。といってもちょこっとした町を通り過ぎる時以外は基本的に100キロ制限の道路を走るので、スピード的にはゆったりとは言えませんが。

しかしながら窓に広がる景色はずーっと壮大なニュージーランドの大自然。牛や羊が草を食むのんびりした風景を横目に、車の速さとは相反してゆったりとした気持ちでドライブすることができます。

クライストチャーチから1時間強南下したAshburton(アッシュバートン)という少し大きめの町でいったん休憩。残念ながら日曜でほとんどのお店が閉まっていました。

1時間ほど散策し、再び車を走らせること2時間、レイク・テカポにあっという間に到着です。

レイク・テカポ散策

いつ来ても壮大で美しい。ニュージーランドは現在春ですが、遠くに見える山の山頂付近にはまだ雪が積もっているのが分かります。

写真右手のお花はルピナス。テカポでは11月中旬から12月中下旬くらいまでが見頃のお花。10月下旬ではまだ咲いているものはほとんど見ることはできませんでした。

テカポ湖周辺にはうさぎがたくさんいます。ぴょんぴょんと跳ねる姿がなんとも可愛らしいのですが、実はニュージーランドではうさぎは害獣扱いされています。

夜間に運転しているとうさぎが飛び出してくることがありますが、なるべく驚かず、そのまま走行してください。車を時速100キロで走らせている場合、避けると大きな事故に繋がりかねないので、避けれなくてもそのまま轢いてしまうことを推奨します。実際ニュージーランドの道路を走ればわかると思いますが、道路のあちらこちらに動物が轢かれた跡があります。

テカポに唯一のスーパーマーケット4Square(フォースクエア)。以前まではレストランが並んでいる表の通りにあったのですが、移動して湖側の裏手に新しくオープンしていました。お店の規模も随分大きくなって便利になりました。

湖畔のレストラン

夕ご飯はthree boysというレストランへ。テカポのレストランは数がとても限られています。日本からのツアー客はほぼ必ず日本食レストランのKohan Restaurant(湖畔レストラン)に連れていかれると思います。こちらのサーモン丼もおすすめですが、せっかくだから日本食以外のものを、という方にはこのthree boysがおすすめ。あとで写真を載せる善き羊飼いの教会を模した石造りのお店の外装が素敵です。

スパークリングワインで喉を潤し、がっつりダックのメインディッシュにデザートまで頂きました。チェリーのソースとリーク(ネギ)のクリーミーなソースがダックにとても合っていて美味しいお料理でした。本当はデザートまで食べるつもりはなかったのですが、夕日が良い頃合いになるまでお店で時間をつぶしたく頼んでしまいました。

10月のニュージーランドはサマータイムで、夜9時ごろまで明るい状態。この日の日の入りも8時前でした。

善き羊飼いの教会

テカポのアイコンであるChurch of the Good Shepherd (善き羊飼いの教会)。石造りの小さな教会です。中に入れる時間帯が限られているのでむやみにドアを開けないように気をつけましょう。ミサをやっている時があります。湖畔側に窓がついているため、教会の中からそれは美しいレイク・テカポが望めます。

正面から。後ろにあるのがレイク・テカポ。

レイク・テカポはアジア人観光客に人気の土地で、日本人や中国人の団体客が年間を通してたくさん訪れます。観光のハイシーズンになる12月よりも前に来た方が落ち着いた雰囲気を楽しむことができるでしょう。

本日の宿

この日はテカポから30分程度クライストチャーチ側に戻ったFairlie (フェアリー)という町に宿をとりました。

ニュージーランドはAirbnb(エアービーアンドビーまたはエアービーエヌビー)という、一般の方が自宅の開いている部屋などを旅行者に貸し出すサービスが盛んです。日本と異なり土地が広いため、自宅といってもホテルのように快適なところが多いです。

今回私が泊まったのもこのAirbnbを通して。この家は宿泊者用入り口が家族用の入り口と別についているため、遅くの到着でも家族に迷惑をかけずに入ることができました。

Airbnbの良いところは、ローカルの人々と交流ができること。多くのホスト(部屋を貸し出している人)はフレンドリーで親切なので、会話をして観光の情報を集めたり、単純に会話を楽しむのも醍醐味の一つです。

そんなこんなで1日目が終了。長くなったので続きは別の記事で。