オークランドで最も古いマクドナルドが閉店へ!

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昨日ニュージーヘラルドにて、とても衝撃的なニュースを見かけました。

オークランドの目抜き通りであるクイーンストリートの中心部にあるマクドナルドが閉店するというニュースです。

オークランドに一度でも住んだことのある留学生やワーホリの皆さまにとっても驚きのニュースではないでしょうか。

記事によると、このマクドナルドは閉店するものの、目と鼻の先に移動するようなので、倒産というわけではなさそうです。良かった!

ヘラルドの記事を参考にニュージーランドのマクドナルドの歴史を追っていきます。

ニュージーランドのマクドナルドの歴史

ニュージーランド最初のマクドナルドは、1976年にPoriruaに上陸しました。

そして翌年1977年にオープンしたのが、今回閉店するクイーンストリート260番地にある店舗。ニュージーランドで2番目に歴史のあるマクドナルドということになります。元は銀行の建物だったそうです。

どおりで、はじめて訪れた時随分洒落た建物のマクドナルドだなーと思ったものです。

続いて1978年にはニューリンとローワーハットにオープンし、現在ではニュージーランド全国に170の店舗があります。

クイーンストリート店の歴史

クイーンストリート店では、オープン当初から毎月平均6万人もの顧客にサービスを提供してきました。

さまざまな客層・人種が集まるいわばメルティングポットのような場所であり、金曜の夜には酔っ払った学生からビジネスマン、ファミリー、そしてホームレスまでが集ってきていました。

40周年記念で2016年には、クイーンストリートの店舗で1日だけ1976年に戻ったかのように演出し70年代のレトロなサービスと、オリジナルの価格でバーガーを提供しました。

当時の値段はBig Macが75セント、Quarter Pounderが65セント、Filet-O-Fishも65セント!物価の上昇を感じます。。。

今回、クイーンストリート268番地に来週新しいファストフードのアウトレットがオープンするタイミングで、260番地のマクドナルドクイーンストリート店は閉店を迎えることになります。

閉店の背景にはCovid19 による二回のロックダウンが影響していることは間違いないでしょう。

現在のところこのクイーンストリート店閉店後の建物に新しいまだプランはないようです。

まとめ

人種のるつぼであるオークランドの中でも最もさまざまな人種・文化が入り混じり合っていた場所の一つが無くなるということで、衝撃的なニュースでした。

個人的にも、ニュージーランドに入国した当日最初の夜ご飯を一人で勇気を出して食べに行った場所で、とても感慨深いというか、寂しい思いです。

留学生やワーホリで暮らしていた方にも何かしらの思い出があるのではないでしょうか。

コロナでいろいろなことが変わっていますが、その一つの象徴的な出来事としてこれからも思い出されそうです。