ロックダウン開始以来はじめての外出!スーパーのコロナ対策とは?

NZ生活いろいろ
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昨日はニュージーランド全土のロックダウンが開始して以来、はじめて外出してきました。

今外出が許されているのは軽いエクササイズのほか、エッセンシャルサービスを利用する時のみ。ということで9日ぶりにスーパーマーケットに行って買い出しをしてきました。

 

私の家の周りにはラッキーなことにニュージーランドの三大大手スーパーが全て徒歩圏内にあります。運動も兼ねて歩いていこうかと思いましたが、ある程度まとまった量を買い出ししてまた家にしばらく引きこもる予定だったので、仕方なく車🚗で出発。

金曜日の午後3時ごろに出掛けましたが、車通りはいつもの半分以下と少ないながら、スーパーの駐車場はほぼ満車で、たくさんの人がスーパーに集まっていました。(それ以外の外出は原則できないので当たり前といえば当たり前ですが💧)

オークランドではスーパーの外に長い列ができていると聞いていたのですが、私の住んでいる地域は田舎ということもあり、列は全くなくそのまま入れました。

 

スーパーのコロナウィルス対策

この日は PAK’nSAVEとCountdownの両方に行きました。PAK’nSAVEには2箇所入り口があるのですが、片方の入り口を塞いで一方向からしか出入りできないようになっていました。

またPAK’nSAVEでは入り口の前に1人、入り口の中すぐに2人のスタッフが常駐していて、同時に人の出入りが起きないよう管理していました。 ※1人入ったら1人出るスタイル。

カートを取ろうとするとまた別のスタッフが来て、持ち手のところを消毒してくれました。

外にもコロナウィルスに関して周知の看板がありましたが、中もサインだらけ。2メートルのソーシャルディスタンス(距離)をとるようにと書かれており、2メートルごとに黄色のテープが床に貼られていました。

支払いはレジスタッフと対面の場合、透明のパネルを1枚はさんでやり取りするようになっていました。銀行の窓口のようなイメージです。

セルフレジも使えるようになっていましたが、1台飛ばしで使えるようになっており、他の人と距離を取れるようになっていました。またセルフレジを使った後は、スタッフが毎回消毒しているようでした。

PAK’nSAVEではいつも買っているグルテンフリーパンが売り切れだったのでCountdownへ移動🏃‍♀️

CountdownはPAK’nSAVEに比べるとコロナウィルスに関する注意喚起のサインは少なく、床にも特に何も貼られておらずPAK’nSAVEよりも対策はゆるい印象でした。

ただ入り口にはサニタイザーが置かれていて、スーパーに入る前に一人一人消毒するように促されていました。また、コロナウィルスに関する政府の緊急アナウンスを定期的に店内放送で流すようにしており、そのおかげで少し緊張感が保たれていました。

ナッツやフルーツの量り売りのエリアは感染防止の観点から封鎖されていました。

CountdownもPAK’nSAVEと同様に対面レジは透明のパネルをはさんでやり取りするようになっていました。

またレジ前だけは下の写真のように床に印があり、2メートルの間隔を開けて並ぶようになっていました。

 

スーパーの品揃え

ロックダウンが始まる前に買い溜めをする人が多く、小麦粉やパン、パスタ、米、缶類、マスク、サニタイザー、生理用品、粉ミルクなどが品薄になっている状況でした。

ロックダウン開始から9日程度経ちましたが、上記の品は現在も品薄のようで、それぞれ1人2個まで、4個まで、などと品物によって制限がされていました。

この日のCountdown の食パンはほぼ売り切れ。私が欲しかったグルテンフリーパンは1個だけ残っており買うことができました。

ただPAK’nSAVEのほうは逆に普通の食パンはたくさん在庫があったので、在庫補充のタイミングもあるのかなと思います。

パスタもお米も数は少ないものの、品切れ状態にはなっていませんでした。

 

人々のコロナウィルス対策

私が住む地域ではロックダウン開始後数日経ってから初の感染者が確認されました。

それまでは楽観的だった地域の人々も少しずつ意識が変わってきたようで、スーパーでもマスクをしている人、使い捨てのビニール手袋🧤をしている人を何人か見かけました。

とはいえ全体の数から考えるとマスク、手袋などをしている割合は1割程度で、ほとんどの人は特に普段と変わらない様子でした。

ニュージーランドは元々マスクをする習慣がないため、やはりこういった状況でもあまり一気に変わることはありません。

ロックダウンが始まってまだやっと1週間少しが過ぎたところですが、地域のFacebookページではちらほらStay homeを守っていない人を目撃したなどのコメントもあり、やはり徹底することの難しさを感じます。

どこの国も地域もそうですが、楽観的な人は一定数いて、きちんと外出自粛している人との意識の差が問題になっています。

 

現在のニュージーランドのコロナウィルス状況

本日4月4日の発表によると、1日に増えた感染者の数は82人、合計で950人になりました。ニュージーランドでは感染者全員の入院措置はされておらず、現在病院に入院しているのは症状の重い10名となっています。

先週1週間における1日あたりの平均検査数は2264件ですが、昨日4月3日は3631件と大幅に増えていました。

地域別ではクラスターが発生しているクイーンズタウン ・ブラフなどのSouthern エリア、そして北島ではオークランド、ワイテマタ、ワイカトを中心に感染者が増えています。

今のところまだ海外からの帰国者とその接触者からの感染が多数を占めており、コミュニティートランスミッションは1%と抑えられています。

来週末あたりからロックダウンの効果が出始めるといいのですが、、🤞

また食材が尽きるまでしばらく引きこもり生活です。

Stay safe! Kia kaha💕