最近ニュージーランドのビザ申請にあたり、警察証明書(無犯罪証明書と言っている方が多いかな?)を移民局に提出する必要があったので、覚え書きとしてその手順を記事にしておきます。
※2017年7月時点の手順です。
まず、どうすれば日本の警察証明書をニュージーランド国内から取得できるのか、大使館のウェブサイトを閲覧しました。
が、このウェブサイトがなんだか分かりづらい。
特にオークランド外に住んでいる方にとっては非常に分かりづらく感じました。
私の場合は、在クライストチャーチ領事事務所が最寄りでしたので、クライストチャーチで申請する方は参考にしてみてください。
※ただし申請方法などは変わる可能性があるので、ご自身で領事館に直接確認されたほうが確実です。
手続きの流れ
- クライストチャーチ領事事務所に行き、指紋採取用紙、警察証明書発給申請書(3通)をもらう。
※必ずこの、指定の指紋採取用紙を使用して指紋をとる必要があります。郵送による申請書類の請求もできるようなので、遠隔地にお住みの方は問い合わせてみてください。
- NZ警察にいき、指紋をとってもらう。
※パスポートが必須です。
- クライストチャーチ領事事務所に行き、記入を済ませた警察証明書発給申請書3通と、指紋を採取済みの指紋採取用紙1通、有効な旅券(パスポート)、警察証明書の発行が必要であることを証明する書類を提出。
- 日本から警察証明書が届くまで2~3ヶ月ほど待つ。
NZの警察署にいってきたよ
ニュージーランドの警察署にはじめて行ってきました!今までお世話になることなく暮らしてこれたことに感謝!
ちなみに私、前回警察証明書を取得した時はオークランドに住んでおりました。その時は、指紋をオークランドの総領事館でとることができたので、警察にいく必要はありませんでした。
クライストチャーチ領事事務所では指紋採取を行っていないため、今回指紋採取は、 クライストチャーチ中央警察署にて行いました。
クライストチャーチ領事事務所からもらった説明書によると、指紋採取ができるのは
火~木曜日 13:30~18:00となっておりましたが、仕事の都合で月曜日しか時間がとれなかった私はダメもとで警察署にいってみることにしました。
遠隔地在住者は地元の警察署で指紋をとることもできるよって書いてあるのですが、私が住むド田舎の警察署(といっても掘っ建て小屋のような見た目)に指紋をとる道具がそもそもあるかすら不明だったので、月曜日にも対応しているという一縷の望みをかけて中央警察署に行ってきました。
月曜日の午後2時すぎくらいの混んでなさそうな(混む時間帯とかあるのか謎ですが)時間にあえて行ったところ、窓口3つにそれぞれ1人ずつ既に先客がおり、さらに4人ほど私の前で窓口が空くのをまっている状況でした。
1人1人の相談時間が割と長いため、30分以上は待ったでしょうか、私の後ろにも4人ほど並び列が伸びてきたためか、中から別の署員がでてきて、先頭の人から順に用件を聞き始めました。
私は指紋採取だけだし一瞬で終わるだろうと思っていたら、私のバカーッ! 😥
指紋採取用紙に名前とか、生年月日を書く欄があるのですが、後でいいやと思い真っ白のまま持っていたら、そこ先に書いて!と言われ列からはずされしまいました。チーン
必要項目を書いて、また並ぶんかい、、、と遠い目をしてたら、先ほどの署員さんが戻ってきて、準備できたなら指紋とるわよ~と言って、窓口ではない、指紋採取専用の部屋に連れていってくれました。
こちらは、領事事務所でもらった、指紋採取の見本。
ニュージーランドと日本では指紋をとる順番が違うとか何とからしいので、指紋をとってくれる方に見せましょう。
指紋採取は5分ほどで終了。パスポートがいるはずなのに、何も言われず、ハイ終わったわよ~帰っていいよ~と言われたので、真面目に思わず聞いてしまった。
パスポートの確認しなくていいの??
すると、一応といった感じで確認してました。けっこう適当なのね・・・。
という感じで、指紋採取を無事にすませ、再び領事事務所に戻りました。守衛のお兄さんがとてもフレンドリー。
手続きの流れで書いた4種類の書類をすべて提出して、終了!
警察証明書が要求されていることを証明する書類については、永住権申請の場合、
- 技術移民部門→移民局からのInvitation letterをプリントアウトしたもの
- 家族カテゴリー→記入済みの永住権申請書
が必要だそうです。
まとめ
特に難しい手続きではありませんでしたが、手続きできる場所が全国に3か所しかないのはいかがなものかと思います。オークランド、ウェリントン、クライストチャーチの3ヶ所で一番近い場所で手続きしてください。
ちなみに証明書の受け取りについては、原則として申請者本人がパスポート等写真付きの身分証明書を持参のうえ受け取る必要があるようです。ただし、代理人による受領もできなくはないようなので、どうしても取りに行けない方は各事務所窓口に相談してみてください。
また、遠隔地の方は、郵便局で販売している送料込みの赤色のビニール封筒(Size 1: 240×135mm)にTracking又はCourierのステッカーを追加添付することで郵送(誓約書とともに申請者が用意)することも可能だそうです。うーん、めんどくさい!笑
一番てっとり早くとる方法は、日本に帰って日本で取るかな。
時間とお金さえあれば、、、、!!