今年の4月ごろから、英語学習者の人は一度は聞いたことがあるのではないかと思われる『ハロートーク』を使いはじめました。
使いはじめたきっかけは、ニュージーランドがコロナウィルスの影響で全国的にロックダウン🔒になったこと。
家で毎日暇だったので英語の勉強でもするか!と思い立ち、今までも何度か名前を耳にしたことのあったこのアプリをダウンロードしてみることにしました。
ハロートークとはなんぞや?という方のためにまずは簡単にハロートークのことをご紹介します。
ハロートークとは?
ハロートークとは、アプリ上で全世界の人と言語交換ができる無料のサービスです。
学びたい言語のネイティブスピーカーからアプリを通して直接その言語を教えてもらうことができます。その代わりに自分も日本語を学んでいる人を助けてあげるという、利用者同士の助け合いで成り立っています。
特徴としては、英語アプリとして有名なCamblyなどとは異なり、プロの先生がいないこと。
あくまでも一般の学習者達がメインユーザーで、お互いに教え合っています。
ハロートークのメリット◎
- 全世界の人とつながれる
- 検索機能で自分の好きな国の人とつながれる
- ネイティブから直接教えてもらえる
- 複数の人からさまざまな表現方法を教えてもらえる
- 無料で英会話ができる
- 友達・恋人ができるかも?
ハロートークの主な機能
ハロートークの主な機能の一つは、Facebookの投稿のように、自分の好きなことを書き込める『モーメンツ』。
投稿は自分が勉強している言語のネイティブに公開されて、コメントやハート♡をもらえます。
日記的に使っている人もいれば、ガッツリ言語の質問をしている人、自分の行きたい国の文化や生活について質問している人、またその時間にすぐ電話できる人を探している人もいます。
次に、『チャット機能』。
話してみたい相手に気軽にメッセージを送ることができます。ハロートークの優れている点は、チャット機能に、翻訳や発音機能などの言語ツールが付いていること。
わからない単語が出てきても矢印を押せば翻訳を瞬時にしてくれるので、初級者でも安心。チャットがスムーズに進められます。
さらに、チャットで仲良くなったらVoice Call 機能を使って相手と通話ができます。プロの先生ではありませんが、ネイティブスピーカーと話せる上に完全無料!初級者には少しハードルが高いかもしれませんが、英会話を実践できる絶好のチャンスです。
実際に使ってみた正直レビュー
モーメンツ投稿はたくさんの表現が学べておすすめ!
モーメンツを投稿すると複数の人からコメントやハートをもらえるので、文法やボキャブラリーを鍛えるために利用しています。一つの文章を添削してもらうのに複数の人がそれぞれ異なった言い回しを教えてくれたりするのでとても役立ちます。
私は主にニュージーランド英語、オーストラリア英語、イギリス英語を学んでいますが、アメリカ🇺🇸人が返信してくれるとアメリカ英語の表現も知れるので面白いです。
余談ですが、モーメンツで日記を添削してもらった時に、ちょっとどいてほしい(移動してほしい)という単語にmoveを使ったら、budgeのほうが自然だよ!と教えてもらい、その後職場でオーストラリア人の同僚がbudgeを使っていた時に意味がすぐわかって感動しました。
最近利用し始めたNetflixを観ていても、あ、この表現この間誰かが教えてくれた!という場面に時々出会います。
こうやって実体験が増えていくと脳に記憶されやすいので、いろんな表現に触れておくことはとっても重要です😉
チャット機能で変なヤツにからまれた?!
基本的にはモーメンツの投稿によく返信してくれたりと少し関わりがある人とだけチャットをしていたのですが、ある日突然脈絡なくメッセージを送ってきた人がいました。
私はその時仕事中で全く気付かず、仕事後に気付いて見たら、5件ほど連続で届いていて、最後のメッセージには
When somebody send you a message reply (誰かがメッセージしたら返信しろ)
と。いやいや、自己中か!
その場でブロックしてやろうかと思いましたがとりあえず少し会話してみるか、と思い直し返信することに。
How are you に返信した程度でこちらからは何も言ってないのに、
Just friends nothing else so feel free(ただの友達だから気兼ねなく)
と発言され、引っかかるものはあったもののとりあえず会話を進めようと、Where are you from?と聞きました。
※ハロートークには自分のアイコンの隣に出身地の国旗マークがついていますが、その国旗を見たことがなかったので聞きました。
すると、
Do you want to know the person’s country before you talk to him (お前は話す前から出身地を知りたがるのか)
となぜか喧嘩腰😂 話が進まないと判断し、言いたくないならいい、国旗ググるからと返信したら3秒で、ガーナ出身だと返信がありました。笑 なぜ素直に言わないのか🤷♀️
その後少しの間チャットしましたがちょくちょく出る喧嘩腰とあまりの価値観の合わなさに最終的にブロックしました。笑 変な人に出会っても、ハロートークではブロック機能があるので安心です。また特定の相手に対して、その人が自分のモーメンツを見れないようにする設定もあるので、ストーカーされる心配もありません。
ハロートークを使って数ヶ月経ちますが、この人が一番変で、それ以外は性格の合う合わないはあうもののそこまで変な人はいません。
相手の投稿内容や返信をみれば真面目な言語学習者なのかそうでないのかはすぐわかるので、変なヤツに引っかからないように気をつけて使いましょう。
友達・恋人はできる?
ハロートークはあくまでも言語学習アプリとして開発されており、例えばチャット機能で会話をはじめてから何往復かしないと写真を送れなかったり、言語学習にふさわしくないやり取りが確認されたらアカウントが停止されるなど、出会い系アプリのように使われないよう工夫がいくつもなされています。
とはいえ、チャットからLINEに誘導すること自体は可能で、実際私も1人の人とLINEを交換してLINE上でやり取りしています。
しかし私の場合は、最初に相手に恋愛目的じゃないので恋人探してるなら他の人あたってね。とハッキリ言っているので良い言語交換友達として現在もやり取りが続いています。
ただし、アプリ上で関係を完結させたほうがリスクが少ないのは確かなので、LINEにわざわざ移動する理由がない場合は、そのままアプリ上で連絡を取ることをおすすめします。
ハロートークを通して友達・恋人ができるか?という問いについては、YES, Possibleと答えます。
出会いの場というのはどこであろうと友達や恋人に発展する可能性はあると思うので、もちろんYES。
ですが、あえて外国人の恋人を探すならTinder などのデーティングアップを使ったほうがまわりくどくなくて良いと思います。
逆に言語学習のためにハロートークを使ってるのに言い寄られて困るという人は、プロフィールにNo romanceやNo romantic relationship などときっちり明記しておくことをおすすめします。
ハロートークで通話したいけど自信がない、そんな時は?
ハロートークでネイティブと実際に会話してみたいけど、初級者すぎて自信がない😣という人もいると思います。
そんな人には、まずスマホ📱さえあればできるアウトプット型の自主トレーニングサービス『トーキングマラソン』がおすすめです。
英語学習者なら誰もが知るアルクのキクタン英会話をベースに作られており、とにかく『話す』『発話トレーニング』に重きを置いています。
よく、英語で独り言を喋ると上達すると聞きますが、何を話していいのかわからないという人多いですよね。トーキングマラソンはそんな人にもぴったりのありそうでなかったサービス。
知識はあっても話せない、話す自信がない人は、これでコツコツ自主トレに励んでまずは少しの自信をつけましょう!
自分で考え、英語を発するスマホ自主トレーニングアプリ【トーキングマラソン】まずは2週間無料でお試し!
まとめ
ハロートークは、完全無料で気軽に言語学習や言語交換をしたい人におすすめできるサービスです😃
プロの先生から教わるわけではないので質の面でほかのサービスに劣る点はありますが、自分の行きたい国の人と直接やり取りができたり、全世界の人と交流ができる点でほかの言語学習アプリに差をつけています。
完全な初級者はモーメンツに簡単な文章を投稿して添削してもらうところからはじめて、少しずつチャットや音声通話などに手を広げていくのがおすすめ。
中級者以上でも気軽に英語で電話したり英語の質問をできる友達や恋人が周りにいない人は、ハロートークで言語交換できる相手を見つけられます。
マナーを守って楽しく安全に学習しましょう◎