ニュージーランドで車を持つと、日本と同じく定期的に車検に出す必要があります。ニュージーランドではこの車検のことを、WoF (Warrant of Fitness)といいます。
定期的にWoFに出すことは車を所有する人の義務で、怠ると罰金を払わなければならなくなる可能性があるので必ずきちんと行いましょう。
いつWoFに出せばいいの?
WoFに出すタイミングは、その車がいつ登録されたものかによって変わります。
2000年1月1日以降に登録された全ての車は、年1回WoFで点検してもらう必要があります。
ただし新車に関しては、最初の点検後、3年後の同じ日までは再びWoFに出す必要はありません。
WoFをすべき時期の詳細については、NZ Transport Agencyの公式サイトをご覧ください。
どこに行けばいいの?
ニュージーランド全国に3200ほどのWoFを行なっているエージェントがいるので、最寄りのエージェントを見つけましょう。
だいたいガソリンスタンドや車の修理屋、車屋にてWoFを受け付けています。
たいていどこかに大きくWoFと書いているので分かると思います。
ちなみに日本人がやっているところもいくつかあります。
特にオークランドでは
など、日本人経営のお店が30ドル台のお値段でWoFをやってくれます。
オークランドは競合が多いから安いんですかね〜うらやましい、、、。
何をしてくれるの?
WoFでは、一般的な安全性のチェックを行います。以下はWoFでカバーされている点検項目です。
- タイヤの状態(溝の深さなど)
- ブレーキの動作確認
- 車体の構造点検(サビが致命的な場所にないかなど)
- ライト類の点検
- ガラスの状態、安全性
- ワイパー、ウォッシャーの点検
- ドアの点検
- シートベルトの点検 (壊れてないか、古くなりすぎてないか、バックル部分がちゃんと動作するかなど)
- エアバック
- スピードメーター
- ステアリング、サスペンションの点検
- 排気系の点検(何も漏れてないか、煙たかったり音がうるさくないかなど)
- 燃料系の点検(何も漏れてないかなど)
こちらは今回のWoFでもらった点検項目の紙。車のことは全然詳しくないので正直意味はわかりません。
料金はどれくらい?
これは各エージェントによって異なりますが、だいたい$40〜$50前後が相場です。
ただ先に紹介したオークランドのガレージのように、$30台でやってるところもあります。
ちなみに私は自分が住んでいるど田舎のガレージでWoFを依頼したところ、$60もかかりました。
正直めっちゃ高いですが、地元への貢献ということで。
あと、やはり田舎の場合は車のトラブルがあった場合に、自分のことや車のことをあらかじめ分かっている人がいるのは心強いです。
WoFをし忘れたらどうなるの?
WoFにて安全性の点検を怠ったまま車を運転するのは違法です。
また、有効なWoFのラベルを車に貼らないで運転することも違法です。
このラベルはWoFをしたお店が勝手に貼ってくれるので、自分で用意する必要はありません。
ラベルは車の運転先側のフロントスクリーンの内側に貼られて、点検した会社名と日付け、有効期限が書かれているので、有効期限内に次回のWoFをする必要があります。
もし有効期限が切れてしまった場合、車の修理またはWoFを受けるためにだけ、その車の運転が許可されます。
が、そうならないように気をつけて前もって点検しましょう。
まとめ
以上、ニュージーランドの車検WoFについてまとめてみました。
きちんと有効期限内に更新して快適な車ライフを送りましょう!