海外で暮らすなら、避けて通れないこと。それは、家探し!
日本にいる間から、どこに住めばいいんだろう?と悩んでいる方も多いと思います。
私もその一人で、何ヶ月も前から心配しまくっていました。
渡航してからのスケジュールがタイトでない場合は、最初にホテルやバックパッカーに1~2週間程度泊まり、その間に家探しをすることができますが、私は何をとち狂ったか、ニュージーランド到着2日後から専門学校に留学するという超タイトスケジュールを組んでしまったため、最初から家を探す必要がありました。
最初の家は日本からウェブサイトを通じて幾つかコンタクトを取った中から決めましたが、より住みやすい家を求めてその後計4回引っ越しをしました。ほぼ1年間に1回のペース笑。
ここでは、そんな引っ越しのプロ?な私がニュージーランドでお家を探す時に使っているウェブサイト達をご紹介します。
その前に、簡単にニュージーランドの住まい事情についてお話したいと思います。
ニュージーランドの住み方
エージェントを通じてホームステイ紹介サービスなどを使わない限り、ワーキングホリデーや留学で来る方のほとんどが、自分で住む場所を探すことになると思います。
ニュージーランドでは、日本と違って一人暮らしの家というのはあまり一般的ではありません。シングル用の部屋ももちろんありますが、信じられないくらい家賃が高い場合がほとんど。
多くの留学生やワーホリの方々は、複数人でアパートや一軒家をシェアして暮らすことになります。このシェアするという生活スタイルをスラングで、flatting(フラッティング)といいます。大抵の場合、各自シングルルームやダブルルームが与えられ、シャワールームやトイレ、キッチン、リビングルームなどは共有スペースとなっています。
flat(フラット)はそのアパートメントや家のこと、flatmate(フラットメイト)はそこに住んでいる人のことを差します。
私、もういい歳なんですけど、、、え、シェアとか大丈夫私?って思う方も多いかもしれませんが、この国では当たり前のこと。慣れます!
それに、年齢を気にする必要もなし。私がかつて見学にいったお家は、60代のKiwiの女性家主と、40代のヨーロピアン女性が暮らしており、そこにもう一人募集をかけているところでした。
色々な家があるので、自分にぴったりのお家を根気よく探しましょう!それでは、本題のウェブサイト達をご紹介していきます。
家探しに使えるウェブサイト4選
nzdaisuki.com
日本人率高めのお家を探すなら、言わずと知れたニュージーランドの総合情報サイトnzdaisuki.comがオススメ。トップページ→掲示板→住まいに進んでください。
下のリンクから、住まいのカテゴリに直接飛べます。
下記のようなカテゴリー別にお家を検索することができます。
- フラット
- 一軒家まるごと
- アパートメント
- ホームステイ
- ルームシェア
- その他
フラットとアパートメントは投稿を見る限り、同じように使われているようなので、両方チェックしてみたほうが良さそうです。また、フラットに掲載されている部屋でも、ルームシェアの場合もあるので、しっかり投稿内容を読んで内容を把握しましょう。
ルームシェアは、キッチンやリビングなどの共有に加え、さらに1つの部屋を2人以上でシェアすることになります。
その他のカテゴリーの中には、時々エクスチェンジという言葉がでてきます。エクスチェンジとは、家事などを代行する代わりに、家賃を安く、または無料にする仕組みのことです。
お金を少しでも節約したくて、時間に余裕のある方は、エクスチェンジをしてみても良いかも。
私は一番最初のフラットをnzdaisuki.comで見つけました。このサイトの投稿にしては珍しく全て英語で書かれた募集で、日本人もいるけど日本人以外も住んでいるよ、というフラットでした。このように、日本語サイトですが時々こうした募集も見かけるので、注目です。
Trade Me (英語サイト)
せっかく海外に住むんだから、英語環境にどっぷり浸かりたい!という方は、Trade Meがオススメ。トップページから、Browse→Flatmates wantedに進んでください。
下のリンクから、Flatmates wantedのカテゴリに直接飛べます。
Region(地域)や、Rent(家賃)を指定して、お家を検索することができます。お家の検索、閲覧は誰でもできますが、その後家主とEメールでコンタクトを取るには、サイトに無料で登録する必要があります。
ただし、Trade Meの場合は家主が自分の携帯番号を記事中に掲載していることも多いので、その場合は、サイトを介さず、直接連絡をとることが可能です。
Trade Meを使う利点はなんといってもその情報量の多さ。掲載されている物件数が圧倒的に他サイトに比べて多いです。
また、nzdaisuki.comと比べて、英語環境のフラットがほとんどなので、英語環境に身を置きたい方はこちらで家を探されることをオススメします。
nzflatmates (英語サイト)
こちらは、フラットメイト同士のマッチングをより意識した面白いサイトです。Homeからflatsをクリックすれば物件を見ることができます。
また、無料の登録をすることで、気になる物件のオーナーにコンタクトを取ることが可能になります。
さらに、自分のプロフィールを登録し、ゴールドメンバー(有料)にアップグレードすると、このサイトに登録している全てのフラットメイトのプロフィールが閲覧できるようになります。
このサイトが特徴的なのは、上述したとおり、フラットメイトのマッチングに焦点をあてている点。
プロフィールには、名前、写真、年齢、性別、人種、雇用、性的傾向(ストレート、バイセクシャル、ホモセクシャルなど)、宗教、趣味などの情報を書くことが推奨されています。これによって、フラットメイトを探す側、フラット先を探す側どちらも希望に沿って効率的に探すことができるようになっています。
フェイスブックとの連携も行っているので、英語環境のフラットに住みたいけど、どんな人か分からないのは不安。という方は、こちらのサイトを使ってみてはいかがでしょう。
Flatmate Wanted /Buy and Sell(NZ)! (英語サイト)
フェイスブック上でフラットメイトを募集しているグループです。グループに参加しなくても投稿を見ることができます。オークランドの情報が多いですが、他の地域の情報もあるので、少しでも多くの物件情報を見たい方はぜひ見てみてください。
またフェイスブックを介しているため、投稿者のプロフィールが見れて少し安心感があります。
まとめ
最後に、4つのウェブサイトを利用する上でのメリット&デメリットとおすすめのユーザーを簡単にまとめてみます。
nzdaisuki.com
- 無料で簡単に使える。
- レスポンス(返事もらえる率)が圧倒的に高い。
- 英語が苦手な方はおすすめ。
- 日本人中心のフラットを探したいなら絶対このサイトがおすすめ。
- 物件数は少なめ。
Trade Me
- 無料で簡単に使える。
- 時々コンタクトをとっても返事が来ないことがある。
- 英語環境のフラットを探したいならこのサイトがおすすめ。
- 物件数が圧倒的に多い。
nzflatmates
- 無料で簡単に使える。
- 時々コンタクトをとっても返事が来ないことがある。
- 英語環境のフラットを探したいならこのサイトがおすすめ。
- フラットメイトのことを詳しく知りたいならこのサイトがおすすめ。
- 物件数は少なめ。
Flatmate Wanted(Facebook group)
- Facebookのアカウントが必要。
- 無料。
- コンタクト時の返事は比較的迅速。
- 英語環境のフラットを探したいならおすすめ。
- 募集している相手(投稿者)がどんな人か分かりやすい。
- 細かい条件検索ができない。
- 物件数は少なめ。(Buy & Sellのグループなので物件以外の情報も混在)
というわけで、それぞれメリット&デメリットがあるので、自分の好みに合わせて使っていただくのが良いと思います。
私はいつも物件探しをする際は、少しでも多くの物件を見たい派なので、全てのサイトを併用します。手間はかかりますが、お家は妥協したくないですからね!
それでは、お家探しに少しでも役立ててくだされば幸いです。