IELTSを勉強している人の中には、留学や海外移住でIELTSのスコアがこの期日までに絶対に必要という方が多いのではないでしょうか。
絶対に落としてはならない試験、そんなプレッシャーの中で迎える試験前日と当日の過ごし方、絶対に忘れてはならない持ち物をご紹介します。
試験前日
リラックスして過ごす
試験前日に追い込みで勉強してもなかなか集中できないことも多いので、思い切ってリラックスして過ごすことをおすすめします。
当日万全の体調で試験に臨めるよう、特に体調には気をつけて自宅にいるなら自宅でゆったり、外出するならあまり遠出せずに頭と体を休めることを心がけましょう。
不安だったらリラックスして過ごしながらも単語帳をパラパラめくるなどもできます。
勉強するなら見直し中心で!
どうしても勉強しないと不安でリラックスしていられないという人は、勉強しても大丈夫ですが、これまで勉強したことの見直しを中心にしましょう。
試験前日に新しい知識を入れようとしたって付け焼き刃に過ぎません。試験前日に無駄に頭を働かせるよりは、これまで勉強してきた内容の中で重要と思われるポイントを中心に復習・見直しをしましょう。
持ち物や服装を準備する
◆持ち物
IELTS試験には以下の持ち物のみ持ち込みが許可されています。
- ID (パスポート)
- ラベルを剥がした透明の水ボトル
- 鉛筆(会場が貸し出すところもあり)
- カバーを外した消しゴム(会場が貸し出すところもあり)
上記のうち絶対に忘れてはならないのが、ID(パスポート)です。
これだけは必須です。まず、パスポートがないと受験ができません。いかなる理由があろうとも、IDを忘れたら受験できません。以前一度パスポートを忘れてしまった女の子を見かけたのですが、どんなにお願いしても受験は認められず、泣いて会場を去っていきました。
今までどんなに頑張って勉強してこようが、当日IDを忘れたらすべて水の泡です。何度もしつこく言いますが、絶対に忘れないでください。
水のボトルは、ラベルがある場合はなんらかの英単語が書かれてる可能性もあるため、剥がさなければなりません。
鉛筆・消しゴムは会場によっては持参禁止で、会場が貸し出してくれるところもあります。申し込みした会場からの連絡をよく読みましょう。
鉛筆は1本で事足りますが、万が一落として折ったりすることを考えても3〜4本あれば十分です。
また消しゴムも水のボトルと同じく、カバーは外しておかなければなりません。
◆服装・防寒準備
夏場でも冬場でも、上着を準備しておきましょう。暖房や冷房が効きすぎている可能性を考えて、温度によって調整できるように脱ぎ着しやすい服装をしていくことをおすすめします。
またスピーキングのテストでは試験官とマンツーマンで話すことになります。カジュアルな服装でも問題はありませんが、あまりにカジュアルすぎる服装(ビーチサンダルや穴の開きまくったダメージジーンズなど)は避け、ある程度節度を保った服装のほうが印象が良いかと思います。
当日の流れをよく確認する
試験会場までの行き方・経路をしっかり確認しておきましょう。
家がそれほど会場から遠くないなら、当日までに一度下見に行ってみるのもありです。
電車で向かう場合は乗り換えの有無や時刻表を確認しておきましょう。
万が一予定の電車が動かなかった場合を考えて他の方法でも行けるように他の経路の検索や、タクシーで向かうなら充分なタクシー代金などを用意しておきましょう。
また当日トラブルに見舞われた際に会場にすぐ連絡できるよう、緊急連絡先をすぐ分かるところにメモしておきましょう。
試験当日
食事をしっかり済ませておく
IELTSは通常朝から、または昼から始まって夕方ごろには終わるテストですが、スピーキングをのぞいた3科目(リスニング・リーディング・ライティング)の試験の間に休み時間は基本的にありません。
60分のテストを数時間ぶっ通しで行うことになるので、頭がちゃんと回るよう食事はきっちりとっておきましょう。
余裕を持って会場へ向かう
電車の遅延の可能性なども考えて、時間に充分余裕を持って会場へ到着するようにしましょう。
あまりにも早く着きすぎた場合は、近くのカフェなどに寄って心を落ち着かせるのもありです。勉強道具はもし持っていくなら単語帳だけなど、ほんの少しだけにしましょう。
試験開始までにトイレを済ませておく
会場にもよりますが、通常一度受付でID確認が終わると、トイレに行くにももう一度指紋認証や顔認証が必要になってしまうので、できれば受付するよりも前にトイレは済ませておきましょう。
試験中はトイレに行ける時間が決められており、いつでも行きたい時に行けなくなります。緊張するからといってあまりに水を飲みすぎると膀胱がもたないかもしれないので、そのへんも考えて水分補給しましょう。
試験中は全力で集中しよう!
周りの人のことは一切気にしないようにして、問題に集中しましょう。
分からない問題があっても当てずっぽうでいいのでなるべく何かを書いて、無回答の箇所は作らないようにしましょう。
問題をきちんと読み、回答の仕方にそって回答しましょう。
例:ワード数の指定を守る
質問がある場合は、声を出さずに手を挙げて、試験官に知らせましょう。
なるべく焦らず落ち着いて、あーダメだーと思っても最後まで諦めず頑張りましょう。蓋を開けてみたら意外と自分が思っているよりスコアが取れていることもあるものです。
まとめ
以上、IELTS試験前日と当日の過ごし方を心構えとともにまとめました。いかがでしたか?IELTS試験の前日はリラックスして過ごしながら当日の準備をして、当日は集中して試験に臨みましょう。
これまでの努力を無駄にしないよう、ID忘れには気をつけて!
IELTSをはじめて受ける方の参考になれば幸いです。目標に向かって頑張りましょう!