カナダ旅行18日目は、モントリオール観光3日目。
今日はモントリオールで2番目の大きさを誇るアットウォーターマーケットを皮切りに、モントリオール美術館、ゲイビレッジ、老舗のスモークミート店など色んなところを周りました。
Atwater Market (アットウォーターマーケット)
最初の目的地は、昨日訪れたジャンタロンマーケットの次に大きいファーマーズマーケットである、アットウォーターマーケット。
最寄り駅はグリーンラインとオレンジラインが交差するLionel-Groulx駅で、駅から6分ほど歩きます。マーケットの近くにはバス停もいくつかあるので、バスで行くのもありです。
外にはたくさんの植物が所狭しと並んでいます。
外観は日本の学校を連想するような建物で、高く一部突き出た塔が遠くからでも目立ちます。
ジャンタロンマーケットと同じく中は整然としててキレイ。
美味しそうなホールケーキがたくさん!フランス系が多いと、デザートのレベルが高くていいですね。ニュージーランドはただ甘いだけのデザートだったり見た目も大雑把な作りのものが多いので、うらやまし〜
顔より大きいサイズのパンがずらり。
チーズの種類も豊富です。
美味しそうな加工食品。
地元で採れた野菜🥦 種類もたくさん!
みずみずしい果物も並んでいます。
ジャンタロンマーケットに規模は劣るものの、内容は負けず劣らずお土産物から新鮮な果物や野菜までバラエティに富んだ商品が売られているので、お時間のある方はぜひ足を運んでみてください。
The Montreal Museum of Fine Art(モントリオール美術館)
続いて訪れたのは、モントリオール美術館。Sherbrook Street沿いにある、カナダで最も歴史のある美術館です。
5つの建物から成る非常に大きな美術館で、それぞれの建物は地下で繋がっていていちいち外に出なくても行き来できるようになっています。
地下通路↓
受付のあるメインエントランスは『Jean-Noël Desmarais Pavilion』という建物↓2階にはレストランも入っています。
コンテンポラリーアートを中心とした常設作品の他、3階は企画展となっており私が訪れた時期はピカソ展をやっていました。
『Jean-Noël Desmarais Pavilion』の奥にはルネッサンス時代やバロック・ロココ様式の作品がたくさん展示されている『Michal and Renata Hornstein Pavilion for Peace』という館があります。
それぞれの館内にはスーツを着たSPがいて辺りを見回っています。黒人のSPが多く、見るからに強そうでした。笑
館内はかなり冷房が効いているので、夏に来る方は上着を持って入ることを強くオススメします。
ちなみに鞄が大きい場合は、受付にあるクロークに荷物を預けることができて便利です。
道路をはさんで向かい側には『Michal and Renata Hornstein Pavilion』という館があります。アフリカ、アジア、イスラム圏、地中海など世界中のアートや考古学的価値のある展示がたくさん。
刀の鍔(つば)のコレクションです。日本でもあまり見れないのでは?
この館の奥につながっている『Liliane and David M. Stewart Pavilion』館には家具などの立体作品がたくさんあり、とても面白かったです。
この建物からDu Musée Avenue通りを挟んで向かい側にあるのは、『Claire and Marc Bourgie Pavilion』館。
イヌイットアートを始めとしたケベックやカナディアンアートが年代別に展示されています。
1940年代のモントリオール、PeelとSainte-Catherineストリートの角を描いた作品も。↓
イヌイットアート。奥が深いぜ、、
↓個人的に面白かった作品たち↓
1:アフリカ系の人達がイライラしたり不満だった時にする口の動きをひたすら流す映像作品。見てるだけでイラッとしました。笑
2:自撮りをする女性の絵。これぞまさに現代アート!
3:廊下に吊るされていたどデカイ岩風のやつ。
4:すごくリアルな建築の絵。
5:椅子に座って目の前にあるプラスチックの薄い板を覗くと、立体的な絵が浮かび上がるなんとも仕組みが不思議な作品。
6:私的にライアーゲームを連想する摩訶不思議なお面。
モントリオール美術館、とっても見応えのある美術館でした。全部じっくり見て回ると軽く半日は必要です。さらっとみても2〜3時間はかかると思います。
入場料金は30歳以下は原則無料(寄付推奨)、31歳以上は15ドル。(ピカソ展などの企画展を観るには追加料金がかかります。)あと数年早く行ってれば無料だった〜😩 もう若者には入れてもらえないのね、、、←当たり前
夏の暑すぎる日に涼みがてら訪ねてみては? おススメです。
サラダバーMandy’sでランチ
美術館の横を曲がったCrescent ストリート沿いにある『Mandy’s』というサラダバーでランチをしました。
Mandy’s
2067 Crescent St, Montreal, QC H3G 2C1, Canada
ポップで可愛らしい店内。サラダバーというだけあって女性のお客さんが大半を占めていました。
カウンターで注文して番号札を受け取ったら、テーブルまで届けてくれます。
ラーメンの器と同じレベルの半端なく大きい器に盛られて来ました。こんだけ大きくちゃヘルシーなんだかどうだか。笑
お手頃な値段でたくさん野菜が摂れるので、旅行中ジャンクな物ばかり食べてる人はぜひ行ってみてください。
食べきれなくてもテイクアウトの容れ物をもらえます♪
Gay Village(ゲイビレッジ)
ゲイビレッジは、Beaudry駅周辺のエリアを指し、主にSt. Catherine Street EastからAmherst Streetのあたりまでが観光客が集まるメインの通りとなっています。
ゲイビレッジというだけあってこの通りを歩くゲイカップル率は高いです。
ゲイのシンボルカラーであるレインボーカラーの小さな球体が屋根のように通り上にアーチを作っています。
元々このエリアは貧困層が暮らすエリアでしたが、他のシティーから多くのゲイビジネスが移ってきた後、急激にゲイやレズビアンのコミュニティが発達したそうです。
政府も力を入れており、モントリオールのゲイライフを紹介する観光地として周辺地域を盛り上げています。
ストリート上には、多くの作品がアーティストによって直接販売されています。下の写真の絵、Fワードが書いてある、、笑
作品をその場で描いているアーティストもいました。
ゴム手袋が題材という面白い作品も。
通りの真ん中あたりに仮設の階段があって、上から通りを見渡せるようになっていました。
アンダーグラウンドな香りが漂うエリアで、好きな人はとてもハマりそう。Beaudry駅を出た瞬間からゲイビレッジがはじまるので、ぜひ寄ってみてください。
老舗スモークミート店Schewrtzでディナー
夜ご飯は、旅行計画中から絶対行きたいと思っていた老舗のスモークミート店『Schewrtz』へ。
Schwartz
3895 St Laurent Blvd, Montreal, QC H2W 1X9, Canada
55番のバスに乗ってSaint-Laurent /Napoléonというバス停で降りれば、お店の目の前に着きます。
昔ながらの雰囲気がプンプンする店内。店中にお肉の香ばしい匂いが漂っています。🤤
昼間のおしゃれなサラダバーとは雰囲気が真逆です。笑
雑然としていて定食屋のような雰囲気。こういう感じ好きです😍
かなり混み合っていて、空いてるところに座って良いと言われましたが1人なのでカウンター席へ。
目の前にバカでかいサイズのスモークミートが見えます。
サンドイッチを頼んでる人が多かったですが、自分で調節しながら食べたいのでバラで頼みました。
口の中でとろけそうなほど柔らかいお肉、そのままでも美味しいですがマスタードで味付けしながら食べるともっと美味しい😍
スモールサイズで注文したところかなり小さめのお皿に盛られていたので食べる前は足りるかな?と思いましたが、最終的にはお腹いっぱいになりました。大満足!
ちなみにこのお店、支払いは現金のみなので気をつけてください!!⚠️ 危うく足りないとこでした😅
18時に入った時はギリギリ席がありましたが、19時過ぎたら外にまで列が出来ていたので、早めの時間帯に行くことをおすすめします。
安くて美味しいので、ぜひ行ってみてください。
おまけ〜街で見かけたグラフィティーコレクション〜
Schewrtz周辺もアンダーグラウンドな雰囲気があり、グラフィティー好きにはたまらない作品がたくさん。
いたるところにグラフィティーがあるのでただ歩いてるだけでも楽しい♪
いよいよカナダ旅行18日目も終わり。残すところあと4日です。
フランス語の電車アナウンスにもだんだん聞き慣れてきました。明日は天気があまり良くなさそうなので、ノートルダム大聖堂と、地下街を回る室内プランです。