クリスマスは事故多発?!レンタカーでニュージーランド旅行するなら要注意!

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ここニュージーランドもクリスマスホリデーシーズンに突入し、旅行に出かける人が増えています。南半球のニュージーランドは現在夏真っ盛りで、旅行シーズンもこれから本番をむかえます。

ニュージーランドでは、日本とは違いクリスマス当日の12月25日は祝日、そして翌日の26日も、ボクシングデーという祝日です。そのため多くの企業はクリスマス前の週が年内最後の営業日となります。

このホリデーを利用してたくさんの人が旅行へ出かけます。ニュージーランドではオークランドなどの大都市に住んでいる場合をのぞき、ほとんどの人が自家用車を持っています。なぜなら、日本のように電車が発達していないので、遠出をするには基本的に車か飛行機という手段になるからです。

ホリデーシーズン中は交通量が増えますが、とはいえニュージーランド、日本のように何時間も渋滞に巻き込まれることはありません。

気をつけなければならないのはスピード超過。毎年この時期になるとスピードの出し過ぎなどで起こる交通事故のニュースが絶えません。

ニュージーランドはホリデーシーズンの目的地として国外からも年々人気がでており、観光客が増え続けています。ヨーロピアンを中心に、レンタカーやキャンプカーを使ってニュージーランド国内を車で移動しながら旅行する人も多く、そのためこの時期は海外からのドライバーも増えます。

日本とニュージーランドは幸い左車線、右ハンドルと同じですが、フランスやカナダなど交通ルールが異なる国からの旅行者が起こす事故も少なくありません。

過去最悪の交通事故死者数

NZ herald が今朝アップした記事によると、ニュージーランド国内の今年に入ってから12月25日までの交通事故による死者数は373人にのぼり、年末までに予想される数を含めると5年連続で増加する見込みです。

そしてこれは2009年以来、最大の数になるとみられています。また事故の30パーセントはスピードの出し過ぎが原因とされています。

私はこのクリスマスに人気観光地のロトルアへいってきましたが、帰るまでに残念ながら2件の交通事故を見かけました。幸い死亡事故ではなかったようですが、この時期の事故の多さを目の当たりにしました。

事故のリスクを減らすためにやるべきこと

増え続けている交通事故ですが、少しの配慮で事故にあうリスクは減らすことができます。

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  • 交通ルールを予習する

レンタカーで旅行を考えている場合、必ずニュージーランドの交通ルールを予習していきましょう。ニュージーランドのトランスポートエージェンシーが、交通ルールや標識をまとめた冊子をオンラインで公開しているので、以下のリンクからご確認ください。(※英文ページです)

Road code - All updates | Waka Kotahi NZ Transport Agency
The official New Zealand road code online

また、以前ニュージーランドの交通ルールを簡単にまとめた記事を書いたので、そちらも良かったら参考にしてみてください。

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  • 速度制限を守る

当たり前のことですが、これが守れず事故が発生しています。ニュージーランドの道路は田舎道は100キロ制限のことが多いです。高速道路でもないのに100キロと聞くと日本からすると驚くかもしれませんが、実際に走ってみると納得するほど、次の街に行くまで何もない大自然の中を数時間走ることがよくあります。

しかし周りに車が少ないのをいいことに100キロを超過して走っている車をよく見かけます。

少し速度を上げたからといって、到着時間はそれほど変わりません。無駄にリスクをとるより、安全運転を心がけましょう。

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  • 十分な車間距離をとる

スピードが出ている中で接触事故を起こすと、その被害は甚大です。万が一を考えて、前の車との車間距離を十分に保ちましょう。

またニュージーランドは山道を走ることもあるため、スピードが出ていなくてもカーブの先に前の車があることに備えて車間距離をとっておきましょう。

まとめ

これから2、3ヵ月は夏真っ盛りで行楽シーズンのニュージーランド。大自然の中をドライブする気持ちよさは日本ではなかなか味わえず、個人的にもレンタカーでのニュージーランド旅行はおすすめです。

交通事故が増えているとはいえ、ルールを守って安全運転を心がければリスクは最小限に減らせるものなので、ぜひ安全に配慮してニュージーランドのレンタカー旅行を楽しんでみてください。