カナダ一人旅9日目!ジョンストン・キャニオン&マーブルキャニオンハイキング

海外旅行記
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カナダ旅行9日目は、昨日に引き続き快晴のハイキング日和。

本日もバンフ周辺の山でハイキングを堪能してきました!

ジョンストン・キャニオン 〜ローワーフォールズ&アッパーフォールズ〜

ジョンストン・キャニオンは、バンフの街から30分で行ける渓谷。

5月中旬から10月上旬まではバンフのトレインステーションからシャトルバスが毎日出ているので、レンタカーがなくても行けます。シャトルバスの場合は45分ほどかかります。

アクセスしやすいこともあって朝からたくさんの人で賑わっていました。上の写真はレンタカーで来た人側の入り口。

ジョンストン・キャニオンは主に3つの目的地があり、まずLower Falls(ローワーフォールズ)まで1.1km、そこからUpper Falls(アッパーフォールズ)まで1.6km、そしてInkpots(インクポット)までが3.1kmの距離となっています。

インクポットから先にも道がありますがそこからは本格的なハイキングコースになるので、日帰りの方はインクポットまでで引き返すのが妥当です。

ローワーフォールズまでの道は写真のように岩に沿ってフェンスのある細い通路が整備されています。

夏場はすれ違うのも大変なくらい混み合うようですが、6月中旬のこの時期は人が多いといってもそこまでではなく、自分のペースで歩くことができました。

第1の目的地、ローワーフォールズに到着。丸く囲まれたような滝壺に勢いよく滝が流れています。

ローワーフォールズには下の写真右手にみえるトンネルがあり、滝の目の前まで行くことができます。

非常に狭いので、5、6人も入れば満員です。列ができていました。

トンネルをくぐると、目の前には滝!近すぎて水しぶきでびしょ濡れになるので15秒くらいで退散しました💦

引き続き、アッパーフォールズへと歩きます。ここからは少し登りが増えます。上から見たローワーフォールズとトンネル↓

見事な渓谷ですね。

アッパーフォールズまでは、林の中を少し歩く場面もあります。

ちょうど人がいない時で、静かで心が洗われるようなひと時でした。

そんなこんなで、アッパーフォールズへ到着!下のほうに虹がかかっているのが見えますか?この日は何度も虹を見る虹日和でした🌈

滝の落差が大きくて水蒸気の量が多いのと日差しとのバランスで、キラキラ輝いていました。美しい。

また虹。

幻想的。

ここにもリス🐿がおりました。

ジョンストン・キャニオン 〜インクポット〜

アッパーフォールズから先はインクポットまで3.1kmと距離があるため、歩く人の数が急に減ります。

特に難しいハイキングコースではありませんが、登りが続くのと距離があるので、きちんとトレッキング用のシューズを履いていったほうが良いです。

ひたすら針葉樹林に囲まれた森の中を1時間弱登ったら、インクポットに到着。

視界が一気に開けます。インクポットは、地底からでる湧き水で形成された5つの泉の総称です。

日本語だとインクポットと書かれていることが多いのでこのブログでもそう呼んでいますが、実際は複数系のInkpots(インクポッツ)です。語呂が悪い😅

最初にまず目に入るのはこの小さな泉。

写真じゃ伝わらないのが残念ですが、少し水色がかった透明度の非常に高いこの泉、ゼラチンで固めた透明のゼリーのようでした。←表現w

小さな泉のそばを抜けると、美しい山を背景に少し大きめの泉がいくつか現れます。

可愛らしい泉と木々に囲まれた風景はまるでメルヘンな世界に迷い込んだかのよう。

泉ごとにそれぞれ色が少しずつ異なります。透明度の高いものから、ミルキーなものまで。

この色の違いは、泉が満たされるスピードの違いから来ているそうです。ミルキーな泉のほうがゆっくりと満たされています。

よーく見ると、泉の底が何やらプツプツと渦巻いているのが分かります。

これこそが地底から泉が湧き出ている印。地底から押し出される時に発生する空気が泉の水をこのようにプツプツと動かしています。

5つの泉を抜けると、川が流れています。川の周辺でくつろいでいる人やランチを楽しむ人がちらほらいました。

後ろを振り返るとアルプスの少女に出てきそうな山々がそびえ立っています。

絶景の中持参したランチを頂きました。

ランチの後は周辺をぐるっと歩いてみました。

この橋から先は本格的なハイキングコースに入ります。

今日は日帰りなので先へは行かず。

もう一度インクポットを眺めてから、帰路へつきました。林を抜けて、、、

渓谷まで戻ってきたー。

あっという間に入り口へ。行きには通らなかったレストランがあります。こちらはシャトルバス側の入り口です。

マーブルキャニオン

次に向かったのは、Marble Canyon(マーブルキャニオン)。

元々予定にはなかったのですが、ジョンストン・キャニオンを終えた時点でまだ午後2時前だったので、近くのスポットを探して行ってみることにしました。

ジョンストン・キャニオンからマーブルキャニオンまでは車で20分ほどの距離です。

マーブルキャニオンは、渓谷の周りを徒歩約30分でぐるっと1周して帰ってこれる超簡単なウォーキングコース。

奥に進むにつれて標高が高くなり、谷の深さが増します。

谷の写真は橋の上から撮っています。渓谷をつなぐように橋がいくつも渡してあり谷底を眺めることができます。

このあたりで見れる岩は、ロッキーマウンテンが突き出てくるよりさらに昔、5億年以上前にこのあたりを満たしていた浅い熱帯の海が、Carbonate sediment (炭酸塩堆積物)を長い年月をかけて蓄積した結果、現在の石灰岩や白雲石となりました。

端っこの折り返し地点まできました。滝のようになっています。

道の要所要所に看板が立ててあり、マーブルキャニオンの成り立ちになどについて豆知識を得ることができます。

頂上にお別れを告げて折り返します。

あまり後ろを振り返ってなかったので気付きませんでしたが、素晴らしい景色が広がっていました。

駐車場近くまで降りてきました。川のそばで少し休憩。

死ぬほど可愛いブロンドヘアの幼女(←言い方)が川で遊んでました。癒し。

マーブルキャニオン、予想よりとても良かったです。

道は整備されていて30分と短いコースなので、誰でも行けます。小さなお子さんのいるご家族連れの方にもおすすめです。

安いディナーとエルク発見!

本日もバンフのスーパーIGAにてディナーを買い出し。

ハイキングで使った体力を取り戻すべくもりもり食べました。

ホステルのキッチン、ダイニングスペースは共用の場所なので、他にも人がいます。

隣のテーブルに座っていたアメリカ人の中年カップルが話しかけてきて、「エルクはもう見た?」と聞いてきました。

見てないというと、今ホステルの外にいるわよ!と教えてくれたので、ディナーを中断して外へダッシュ💨

い、いたー!

ジリジリそばに寄ったけど、こんな近くまで行っても気にしてない様子。

今のところバンフで熊、リス、ビッグホーンシープは見たけど、初エルクでした。

ちなみにエルクは日本語ではヘラジカのこと。私が見たこの子はメスのエルクです。雄には立派な角が生えています。

それにしても野生動物がここまでたくさん現れる町ってなかなかすごい。

教えてくれたアメリカ人カップルに感謝!

おまけ〜カナダ発祥の炭酸飲料〜

カナダ滞在中、飲みまくったのがカナダドライのジンジャエール。普段なら炭酸飲料はコーラを飲むとこですが、カナダだし、せっかくだからカナダ発祥の物をということでほぼ毎日飲んでました。不健康〜😅

日本でもカナダドライのジンジャエールは売ってると思いますが、こちらではカナダドライブランドのソーダやらジンジャービアーやら色々な種類が売られていました。ぜひお試しを♫