カナダ旅行7日目は、バンフから少し足を伸ばして、ジャスパーの手前にあるコロンビア大氷原まで行ってきました。
他にも人生で一度も見たことがない神秘的な色をした湖に出会ったりと、6日目を上回るほどの盛りだくさんの1日でした。
バンフに行かれる方は必見です!
ボウ・レイク
本日もレンタカーでの自前ツアー!今日は少し遠出するので早朝から出発です。
まずはボウ・レイク(ボウ湖)へ。レイク・ルイーズをさらに越えたところにある湖で、バンフの街からは約1時間の距離。
明日からは快晴の予報ですが、今日までは曇り空。
それでもこの壮大な景色。早朝のボウ湖は人も少なく、静かでとても大きい湖でした。
昨日の夜に降った雨がベンチに残っています。晴れの日はここでピクニックしたら最高だろうなぁ。
【おまけ】数時間後帰りにもう一度寄って撮ってみた写真↓少し天気がマシかな?
バンフ道中あるある
ボウ・レイクからはそのままコロンビア大氷原へ一気に走りました。
道中、車がたくさん停止して人が外にでてきているから動物でもいるのかと思いきや、ただの工事でした。笑
バンフではいくつか道路工事をしている場面がありましたが、迂回路を指示するわけでもなく、車が並んでいるからといって焦るでもなく、しばらく工事を続けてます。
日本だったら間違いなく苦情につながると思うんですが、、しかも10分くらい車は動けないままです。数十台か100台を越える行列ができていました。
負けず劣らずニュージーランドの田舎住まいの私は、羊や牛🐄の横断待ちで車を停めることがあるのでまぁ手馴れたもの。笑
すぐにエンジンを停止して外に出て軽く体操しながら待ちました😁
これから行かれる皆様も全然動かない行列を見てもイライラせず、気長に待ちましょう♫
コロンビア大氷原
アイスフィールドパークウェイと呼ばれる、バンフの街からの1本道を休憩なしで2時間半走ったところにあるのが、コロンビア大氷原。
ボウ・レイクからは1時間半の距離です。
大好きなマウンテンゴートがお出迎え❤
マウンテンゴートの奥に見える大きな建物は、ビジターセンター。
ツアーデスクやレストラン、展望台(といっても建物のバルコニーなので高さはあまりありません)が入っています。
コロンビア大氷原は主に2つのツアーがあり、目玉は氷河の上を歩くアイスウォークツアー。
ツアーに参加しなければ氷河の上を歩くことはできないので、(※個人での侵入は禁止)アイスウォークをしたい方は必ずツアーに参加してください!
もう一つは、山の上に建てられた、空中に突き出たガラスの展望台まで行けるツアー。その名もグレイシャースカイウォーク。
高所恐怖症の方にはおすすめしませんが、絶景間違いなし。
ビジターセンターの中にそれぞれのツアーの紹介ビデオが流れているので、観て決めても良いでしょう。もちろん両方参加もあり!
※真夏のシーズン真っ只中は事前予約したほうが安心です。
展望台に行ってみました。向こう側に大氷原が見えます。ここからはかなり距離があります。
私はツアーには参加せず、自力で歩けるところまで歩いてみることにしました。
駐車場を通り抜ける途中にこんな看板を見つけました。
1843年にはここまで氷河があったと書いています。約180年を経て氷河がどんどん減っていったのがわかります。
とても分かりやすいコロンビア大氷原の絵マップを発見。
ビジターセンターが緑の屋根。
そこから道路を渡って氷原へ向かいます。歩行者のマークのところは個人で歩けるところ。氷原の上に描かれているバスはツアーバスです。ツアーの方はバスで氷原の上のほうまで行って、そこから氷河を歩いて降りてきます。
道路を渡って氷原側に来ました。振り返るとビジターセンターが見えます。
徐々に氷原に近づいていきます。
歩いている人もけっこういました。
あたりには氷河が溶けてできたと思われる湖も。
30分ほど歩いて、徒歩でいける限界地点まで到着!
とにかく大きい!写真では伝わらない規模です。
最大に拡大した写真ですが、ツアーの人達が氷河の上を歩いているのがわかりますでしょうか?(写真左手)
豆粒みたいな大きさの人で、その規模の大きさがわかると思います。
このように氷原の周りはすべてロープで囲われており、個人での侵入は禁止されています。
帰る前にもう一度大氷原をおがむ。
壮大の一言です。
バンフ道中あるある②
コロンビア大氷原からペイトー・レイクへ向かう道中に、また工事で車をしばらく停止していると、何やら後方の車から人がわらわらでてきて何かの写真を撮っている様子。
私も車から降りて後方を見てみると、いました!
熊です!
かなり距離がありますが、ブラックベア🐻が道路を横断していました。
このように、バンフ周辺の道路では野生動物を見かけることがけっこうあります。
車が停めてあって人だかりができていたら大抵そのあたりに動物がいます。
とはいえスピードの出ている道路で車を停めるのはかなり危険なので、もし動物を見かけても、前後そして横に停めるスペースに充分余裕があることを確認してから停まりましょう。
余裕がない場合は諦めて進みましょう!海外旅行で交通事故なんて最悪ですよね💀
また、このように動物が突然出てくる可能性があるのでスピード出し過ぎは厳禁です。轢いたらシャレになりません。動物どころか自分があの世行きの可能性があります👻
右車線に慣れていないとスピードを出し過ぎるということもあまりないとは思いますが、とにかく安全運転第一です🤚
絶景サービスエリアでランチ&ガソリン補給
昨日からさまざまな観光スポットをめぐり、さらに本日コロンビア大氷原まではかなりの距離があったので、ここらで車にガソリンを入れることに。
道中に見つけたサービスエリアに寄ります。
カナダの国旗がはためく、絶景のサービスエリアです。
レストランや売店、ガソリンスタンド、そして裏手には宿泊できるロッジもありました。
日本の田舎のサービスエリアとあまり変わらないチープな雰囲気。←失礼
まずは自分にガソリン補給ということでJambo hot dogを食べるも、全然ジャンボではなかった、、
う〜ん、サービスエリアクオリティ。
昼食のあとはカナダで初のガソリンを入れにいきます。
普段ニュージーランドではセルフに慣れているのですが、このサービスエリアではスタッフがいました。
スタッフのお兄さんがガソリンを入れてくれて、支払いは少し進んだ料金所みたいな小屋にて。
カナダって、チップ文化のある国なのでスタッフのお兄さんにチップ渡したほうが良かったのかな、、と思いましたが戻るのもアレなのでここではチップは支払いませんでした。
日本人はチップ文化戸惑いますよね〜。ニュージーランドもチップ文化は基本的に無いので、3週間過ごしてもチップだけはなんだかしっくりきませんでした。
ウォーターファウル・レイクス
サービスエリアを離れ、次に訪れたのはWaterfowl lakes。ここはレイクスという名の通り、いくつかの湖が近くに点在するエリア。
湖畔にキャンプグラウンドもあります。
今回は駐車して歩いて5分で行ける手前のWaterfowl湖まで行きました。キャンプグラウンドから1時間歩くとChephren lakeという湖にも行けます。
こんなに美しいにも関わらず人がほとんどいない穴場の湖でした。
パノラマで撮ってみた↓
もともと行く予定のなかった場所ですが偶然発見して立ち寄って大正解でした。
ペイトー・レイク
次の目的地は、ペイトー・レイク。
このペイトー・レイク、超絶おすすめです。
バンフはレイク・ルイーズやモレーン・レイクが有名なので私はこのペイトー・レイクは全然知らなかったのですが、こんな色の湖は生まれて初めて見ました。
まず駐車場に車を停めたら、15分程度の道を看板に沿って歩いていきます。
看板にはこの周辺の野生動物の生態や植物の豆知識が載っています。
道なりに歩いて、現れたのはこの景色。
一切加工してないですよ!
見たまんま、本当にこの色でした。
すごくないですか?😳
バンフで手に入れたバンフ周辺のマップには各観光地の写真が載っているのですが、そのマップ上ではペイトー湖はエメラルドグリーン色をしていました。
でも実際には、こんなターコイズブルーでした。おそらく、雲の覆われかたや日光の強さで毎日毎時間見え方が違うんだと思いますが、今日この日このタイミングで見れて本当にラッキーでした。
ニュージーランドでも見たことない色です。
同じ色の湖が見れるかはタイミング次第なので保証はできませんが、バンフに行かれる方はぜひ、ペイトー湖行ってみてください。
ちなみに帰りちょっと遠回りのルートを歩いてみたら雪がこんなに残ってました。
Herbert Lake
突然英語タイトルですみません、日本語に非常にしづらいこの湖、フランス語読みだとユベールですが、英語読みだとヘルベルト、へーベルトとも読むので誤解のないよう、英語表記のままにしておきます。
バンフ国立公園まで戻ってきて、レイク・ルイーズからもそう遠くない距離にあるのが、このHerbert Lake。
実は早朝、行きに通りがかった時に鏡のように空が水面に映っていて神々しい美しさを放っていたのです。
寄りたかったのですが気付いた時には時すでに遅し、道路を曲がれなかったので諦めてそのまま進んだのです。
というわけで帰りがけに寄ってみました。
車を降りて林の中を進みます。
するとこんな景色が広がっていました。
鏡のようにはなっていますが、早朝は朝の光の差し込みもありもっともっとキレイでした。
ぜひ早朝に行ってみてください!
Melissa’s Missteakでディナー
バンフの街に戻ってきて少し買い物をした後は、事前に目星をつけておいたMelissa’s Missteakでディナーへ。
その名の通り、ステーキハウスです。店内の天井には色んな国の国旗が飾ってあります。日本ももちろんありましたよ♫
ちょうど夕食どきの時間帯だったので店内は混雑していて、数組並んでいました。
ファミリー層やグループで来ている人が多いようで、お一人様の私は待ち時間なしで前に並んでいた人達より先に案内されました。
ラッキー🙆♀️
注文したのはAAAクラスのTop Sirloin (トップサーロインステーキ)と、Long weekendという名前のカナダ・ナイアガラ産のカベルネ・ソービニョン🍷。
ステーキは1番小さい6ozを頼んだのですが、それでも170グラム。充分だわ〜
サラダとパンはついてきます。
メイン到着。
ステーキの添え付けとして、ベイクドポテトかマッシュポテト、またはフレンチフライかお米の4つから選ぶことができたので、そろそろ恋しくなってきてたお米をチョイスしました。
パン🥖食べてからの、お米🍚。笑
肝心のステーキですが、肉が思ったより固かった、、AAAランクらしいが、こんなもの?ワインは美味しかったです。
雰囲気は良いレストランでしたが、お味的には普通なので、コスパも考えると残念ながらあまりオススメはしません😅
レイク・ミネワンカ
晩ごはんの後は、まだ全然明るいぞ!ということで、宿に戻る前にミネワンカ湖に行ってみました。
20時過ぎに行きましたがこの明るさ。
ミネワンカ湖はバンフ市内からバスも出ていてレンタカー無しでも簡単に行ける距離にあります。
実はバンフ国立公園内で最大の湖なのですが、車で着いた場所は湖の端っこだったので全然広く見えませんでした。
また、この辺りでモーターボートが唯一許可されている湖でもあり、私が訪れた時にもモーターボートから岸に上がってくる人がいました。
他の観光スポットと比べて、地元の人が多い印象でした。
もう少し時間をかけて散策すれば良かったなーと思っているスポットです。
おまけ〜バンフのゴミ箱〜
突然ですが、バンフ周辺のゴミ箱は、このような形になっています。
絵で示されているとおり、出っ張った部分に指を入れて、ロックを解除して上(手前)に持ち上げて開けます。
なぜこんな形なのかというと、熊がゴミを漁るのを避けるため。
少し複雑な作りなので、熊には開けられないんですね。
このゴミ箱からも分かるように、バンフは野生動物と人が共に生きている土地です。
滞在中、野生動物や自然を守るためにカナダ政府がさまざまな取り組みをしていることが色んな場面から分かりました。
私たち旅行者は節度を保って楽しみ、パークパスの購入などで保護に貢献していくことが大事だなと思いました。
さて、そんな感じで7日目の記録も終わり!明日はハイキングデー!