海外移住のススメ

はじめまして。ニュージーランドは南島の、とあるド田舎でひっそりと生きるKintaroと申します。

英語が全く喋れなかった私ですが、現在は時々くじけながらも、英語ネイティブ達に囲まれながら働いています。

このブログに辿り着いた方は、海外移住に興味がある方、もしくは既に海外に住んでいる方だと思われますが、私のケースをお話したいと思います。

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日本での社畜時代

私は日本でいわゆる社畜でした。ガラケーからスマホへと移行し始めた時代に、携帯電話のコンテンツ関係の会社で働いていました。

朝9時前には出社し、夜は12時過ぎ、終電を逃すことも多々ある生活。

もちろん休日出勤も当たり前。

当時私が勤めていた会社では、ほぼ全ての社員が毎日何時間も残業をしていましたし、長く働けば働くほど評価されるという悪しき風潮がありました。

定時に帰るなんてもってのほか、やる気のない奴というレッテルを張られます。

当時の私は、馬車馬のように働きながらも基本的に仕事が好きでしたし、野心家でもあったので、次々と心の病に陥る同僚達と比べたらそれほどのストレスを感じることもなく、日々を過ごしていました。

この時は海外で暮らすなんで、1ミリたりとも考えていませんでした。

心境の変化

そんな時、東日本大震災が起きました。

東京都心の高層ビルで打ち合わせをしていた最中の出来事でした。

幸い耐震構造のしっかりしている高層ビルだったため、壁がポロポロと崩れる程度で済みましたが、エレベーターは勿論動かないため、非常階段を使って脱出。その後近くの公園で点呼をとりました。

この時の社長の対応が、めぐりめぐって私が最終的に海外移住するにいたる最初のきっかけになったと思います。

今思えばこの社長は当時まだ30代と若く、地震で気が動転していたのかもしれません。

が、それを隠すためなのか、家族や恋人の安否を必死にとる人々や、恐怖で泣いている社員を気に掛けることもせず、ヘラヘラと笑い、挙句の果てに壁が一部崩れエレベーターは止まったままの高層ビルに、戻るという判断をくだしました。

社員の中には妊婦もいましたが、考えも及ばないようでした。

結果として私たち社員は高層ビルに戻ることになりますが、仕事に集中できるわけもなく、そのまま社内の休憩所に設置されていたテレビで大津波の映像を見ることになります。

事の重大さに気付いたのか、社長は突然「俺、帰るから」という一言を残し社員をおいて退社(;´゚д゚`)エエー

私たち従業員も各自帰ろうとしたものの、時すでに遅し、電車は既に動かなくなっていました。帰宅難民という言葉がこの時使われましたね。

帰宅難民になった私たちは、徒歩1時間~2時間以内に住んでいる社員の家に人数を少しずつ振り分けてその夜を過ごしました。

この体験は、私の人生観をひっくり返しました。

これまで仕事を1番に優先する生活を何の疑問も持たずやってきました。仕事は好き。

だけど、災害の後まで、急ぎでもない仕事をするために、会社に戻る?これからもそうやって生きていくの?

はじめて自分の中に疑問がうまれたのです。

未来を見据えて

日本人の働き過ぎは、世界的にも知られていて、日本国内でも問題になっています。

過労死が後を絶たず、そのたびに大きくニュースで取り上げられるものの、結局同じことがまた起きているのが現状です。

しかしその日本人の勤勉さや奉仕の精神こそが、各種サービスの質の高さや、高い技術、様々な場面においての迅速な対応力を産みだしているのも事実です。

だから一概に否定はできないのですが、個人的に自分のこれからの人生をどうやって生きたいのか真剣に考えた時、これまでほぼゼロだったプライベートの時間をもっと作りだし、大切に日々を過ごさないといつか後悔するのでは、と思いました。

海外を視野にいれはじめたのはそのすぐ後です。

もともと海外旅行が好きだったのですが、震災以降に行った海外旅行では、観光を楽しみながらも、現地の生活にもう少し目を向けるようになりました。そして、ほとんどの国で日本よりもワークライフバランスが取れていることに気付きました。

10年後の自分を想像してみた時、答えはすぐに出ました。

よし、動くならいまだ!

というわけで、決心を固めてからは移住に向けて計画をたて、突き進んできました。

ニュージーランド生活は現在4年目、想像していた以上にワークライフバランスが取れていて逆に不安になるくらいですが(笑)、のんびり楽しく暮らしています。

これからどうなるかはまだ分かりませんが、まだ暫くはニュージーランドで、奮闘したいと思います。

海外移住は言語や食の違いなど良きも悪きも色々ありますが、さまざまな面で新しい出会いが多く、刺激の多い日々を送ることができるのは間違いありません。

一度きりの人生、後悔しないように生きていきましょう。

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