英語ビギナーの初めての語学留学ならフィリピンへ!評判の理由を徹底解説!

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今日はフィリピン留学について書きたいと思います。
私は会社を辞めてからニュージーランドに来る前、フィリピンに短期で語学(英語)留学していました。

今回は、英語留学の場所として、なぜフィリピンがオススメなのかをお話していきます。

フィリピンに行く前、私の英語レベルは超がつくほどの初級者でした。
大学まで進学したものの、高校も大学も受験なしで入学したため、いわゆる受験勉強をしたこともなく、文字通りの小学生~中学1年生レベル。真面目な話、

This is a pen, This is an apple,,, ギャグではない

くらいシンプルな英語しか理解できないレベルでした。

まず留学先として頭に浮かんだのは、カナダやオーストラリア、そしてニュージーランド。英語が母国語の国ですね。しかし一瞬で不安が頭によぎりました。
果たしてこのレベルでついていけるのだろうか?

そこで、ネットや留学エージェントのセミナーなどに行き、情報を集めました。
そこで出会ったのがフィリピンでした。

私がその当時持っていたフィリピンのイメージといえば、フィリピンパブくらいなもので、その他の知識は皆無に等しい状態でした。

ネットでよく見られるフィリピン留学のメリットデメリットといえば、
 安い
 基本的に授業はマンツーマン
 フレンドリー
 治安が良くない
 暑過ぎる
 英語にフィリピン訛りがある

こんな感じですが、これはおおむね正しい情報だと言えます。私の場合は暑過ぎるというのは当てはまらなかったのですが、この理由は後で述べます。
さて、一つ一つ細かく見ていきましょう。

1. 価格

まず、何といってもその安さ!!
カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどと比較すると、1.5倍~2倍格安で留学ができます。

2013年時点の話しになりますが、私の場合は、授業料と生活費(寮費と食費)込込で、一ヶ月10万円強でした。
ものすごく安いですよね。宿泊、食事込みですよ!

さらに、学校に関わるお金とは別に、物価の安さが挙げられます。フィリピンでは、日本円に換算して500円くらい払えば、けっこう豪華な食事が食べれます。タクシーなども日本と比較すればかなり気軽に利用できる値段です。ただしタクシーはぼったくりが非常に多いので気をつけましょう。  

2. マンツーマン授業

フィリピンの語学学校の殆どが、マンツーマン授業を採用しています。
他の人を気にせずに自分のペースで授業が受けれるので、特に初心者にとっては大きいメリットですね。当たり前ですが質問もしやすいです、というか、し放題です。

特に日本人は良くいえば奥ゆかしく、悪くいえば大人しすぎて、大人数の授業では最後まで一言も意見が言えなかった、、、なんてことになりかねません。

私の経験からいっても、英語圏ではないヨーロピアンやインド人など、皆英語ができようができまいが、堂々と意見を発言していきます。

私も何か言わなきゃ、でも自信がない、、、そんなことを考えているうちに授業が終わってしまいます。マンツーマンであればそんなことで悩む必要はありません。

また、先生と自分だけの環境なので、必然的に集中力が増し、効率的に勉強できます。

3. フレンドリー

フィリピン人は、とてもフレンドリーです。もちろん実際に行ったことはなかったので、本当はどうなんだろう?という不安もありました。しかしその不安は一瞬で吹き飛びました。

私がマニラ空港に降り立ち、そこからバギオという留学先の地域に移動するまで、既に何人かのフィリピン人に話しかけられました。彼らは別に何かを売りつけるでもなく、単純に隣に珍しく日本人がいるからお喋りしてみよっかってくらいのフレンドリーさです。

私がマニラのバス停で話しかけられた40~50代くらいの女性は、色々興味深そうに質問をしてきて、最終的には私が乗る予定のバスの運転手に、この子が乗るからよろしくね、置いていかないように!と念押ししてくれました。

彼らのフレンドリーさの大元ともいえるフィリピン人の特徴として、”陽気”さが挙げられます。踊ったり歌ったりが大好きなフィリピン人。特に歌に関しては、先生たちから掃除のおばちゃん、お店の店員までみんなところ構わず歌っています。歌うことが生活の一部のようなフィリピン人、とても素敵だと思います。

4. 治安

次に、皆さん気になるであろう治安ですが、これについては、良いとは決していえません。

といっても、外を一人で歩けないとかそこまでではなく、海外旅行をする際に気を付ける基本的なことを守ってさえいれば(バッグは体の前に持ってくる、夜はなるべく出歩かないなど)そうそう危ない目に合うことはないでしょう。

私の場合は、日中は一人で買い物に出掛けたり、色んなところを歩きまわっていましたが、危ない目にあったことは一度もありません。

しかしながら、同じ学校に通っていた韓国人の生徒が夜中に一人で外を出歩いていたところを襲われ、iphoneを盗られるという事件もあったので、外に出る時には気を抜かないようにすることも大切です。(そもそも夜に出歩くことはオススメしませんが)

5. 気候

フィリピンといえば、皆さん暑いイメージがあるのでは?フィリピンの気温はもちろん地域によっても異なりますが、だいたい年平均26~27℃で、真夏のマニラの最高気温は34℃くらいまで上がります。しかし実は、全ての地域が暑いというわけではありません。私は汗だくになりながら勉強して集中できる自信が全くなかったので、フィリピンの中でも一番涼しいバギオという地域を選びました。

バギオの気温は年間を通して最高気温がほとんど変わらず大体25、6℃なのですが、最低気温は9~15℃くらいで、一日の寒暖差がとても大きい地域です。というのも、バギオは標高1500メートルの高地に位置しているからなのです。

6月から11月までは雨期になるのでおすすめしませんが、12月から5月までの乾期の間は毎日天気が良く大変過ごしやすいので、留学するなら乾期を狙ってくるのがおすすめです。

もう少し細かくお話すると、私の場合は1月末から6月末までの5ヶ月間をフィリピン・バギオで過ごしましたが、2月ごろまでは朝晩はまだとても寒く(ダウン着てました)、また5月半ばくらいからは雨期の前兆なのかほぼ毎日午前中は大雨だったので、特に3、4月のバギオをおすすめします。

6. フィリピン訛り

フィリピン訛りをけっこう心配している人が多いようなので、私なりの意見をここで述べさせて頂くと、そうですね、先生たちのフィリピン訛り、もちろんあります。

ですが、正直英語のレベルがある程度(中の上くらい)以下の人の場合は、気にする必要はないと思います。なぜなら、短期留学で英語がまだ全然喋れない日本人生徒がフィリピン訛りの影響を受けることなど不可能に等しいからです。

東京で生まれ育った人が数カ月大阪に住んだからって、関西弁になりませんよね。それと一緒です。私たち日本人は強い日本人訛りを既に持っているので、フィリピン訛りの英語を短期間で習得するのは至難の業なのです。

さらに、語学学校の先生は基本的にきれいな英語を話すので、それほど強い訛りもありません。

まとめ

フィリピン留学は、低価格でマンツーマン授業を受けられるというところがやはり一番のメリットだと思います。既にある程度英語が話せる方の場合には、直接英語圏に留学されて問題ないと思いますが、私のように全然話せない、基礎がなってない!というレベルの方がはじめての留学先として選ぶにはもってこいです。

自分のレベルを冷静に見極め、ムダのない留学ライフを送りましょう!